インテルのマイクロプロセッサーとは、8bitのi8080Aに出会って以来かれこれ30年以上付き合ってきていますが、その性能の進化はぐんぐん進むときと停滞気味になるときがあるようです。最近のCoreDuo以降、とくにCore-iになってからは年々登場するプロセッサの性能向上には目を見張るものがあります。
Pentium-MからCoreDUOになったとき、確かにパソコンの動作としても明らかに性能が上がった感じがしましたが、それはCore2Duoになって確かな感触となりました。でもそれはどちらかといえば動作クロックの上昇が寄与していたためもあるでしょう。そのためにパソコンは発熱がひどくなり、とくにノートPCでは膝において使うと低温やけどを心配しなければならないほどでした。
それがCore-iシリーズへの転換とともに一気に状況が変わったのです。半導体の微細加工技術が進み低電圧駆動・低消費電力化とともに、抜本的な回路技術への改良が加えられ、またクアッド・コア(4つのプロセッサ)プラスハイパースレッディング(HT)技術と組み合わせて最大8つのCPUが同時に動作しているような技術が開発されたのです。
そのすごさをまだ十分に使いこなせていないうちにインテルはさらなる仕掛けを加えてきました。それが所謂Sandybridgeという現在の最新Core-iシリーズです。
ここ数年私は自宅用のノートパソコンは家族用も含めてすべてLenovoのThinkpad Xシリーズで統一しています。その理由はこのブログでも紹介していますので割愛させていただきますが、このところインテルのプロセッサが新しくなる度にぐんぐん性能が上がっていくので、ついて行くことができません(トホホ...)
とはいえ家族用のパソコンもどんどん古くなり、いまさらPentium-M +WindowsXPというわけにもいかんでしょ~と一台ずつ更新してきているのですが、更新の度にぐんぐんパソコンの性能が上がるので、家族平等というわけにいかず苦慮しています(苦笑)。
コメントをお書きください