Studio RUM
今自分のiPhoneには3600曲を超えるライブラリーがそっくり収まっていて、
それも徐々に増えつつあります。ところが、それらの曲を全部一曲ずつ好きだと
思ってiTunesに入れたわけではなく、CDを丸ごとリッピングしちゃったりしてるものだから、ライブラリーのなかには今まで一度も聴いていない曲が入っていたりしています。
それでもこのライブラリーは、少なくとも自分で持っていたり家族で持っていたり、借りたりするCDは全て収録しているし、それに加えてたまにiTunes
Storeでダウンロードした曲なんかも入っているわけなので、自分の過去から今までに触れた曲やアルバムは漏らさず入っているということになります。つまり、ある意味このiPhone(iTunes)に入っているミュージックライブラリは私のすべて、ということでもあります。
これを全曲ランダムに呼び出して聴いていますので、たまには「へぇ～こんな曲も入っていたんだ!!」なんて驚いたりしますし、「久々に聴いたよ～」なんて懐かしかったりもします。何故か知らないが一部演歌なんかも入っていて、さすがに驚いたことがあります。でも一応消しませんけど（笑）。
先週の金曜日帰宅途中電車の中で、いつものようにどんどんランダムで聴いていたところ、ふと、なんか良い 曲だな、初めて聴いたような気がすると思ったので、腰のケースからiPhoneを取り出してみました。
そのアルバムは竹内まりあが様々な歌手に書き下ろした曲を集めて、その歌手たちのオリジナルシングルで構成されたコンピレーションでした。
そのなかで、良いなと思った曲は昔NHK朝ドラで有名になった茉奈佳奈（まなかな）：もちろん最近の彼女たち：が歌っている「いのちの歌」という歌でした。
この曲もNHKの朝ドラ「だんだん」で使われたらしいのですが、今まで聴いたことがありませんでした。竹内まりあ作詞（公式にはMiyabi作詞という別名になっている)、作曲は村松崇継というあまりよく知らない人なのですが、その詩は普段の竹内まりあっぽくなくしっとりと心に響く歌詞です。
この曲は自分の今までを振り返ってみることの出来る年齢の人達ならば心に染み渡る内容だと思いますが、歌っている茉奈佳奈さ んたちには実感として感じ取るには年齢的に少し早すぎるかも知れませんね。
この曲にはいろいろと素敵な詩の流れはあるけれど、「人生を終える時が来る」ということを、「この星にさよならをする時が来る」と表現をしたところが最も素敵で、それが前後の流れもあって思わず引き込まれました。このように表現したことで、この歌のスケール感が一挙に広がったように感じました。命と天空をうまく
結んでいるというか。
後にこの曲は竹内まりあ自身によってもカバーされていますが、やはり若い茉奈佳奈の高いトーンでのデュエットの方がよく似合っていると思えました。
もしご存じなければ是非聴いてみてくだ さい。
＜いのちの歌＞
生きてゆくことの意味、問いかけるそのたびに
胸をよぎる愛しい 人々のあたたかさ
この星の片隅で 巡り会えた奇跡は
どんな宝石よりも 大切な宝物
泣きたい日もある 絶望に嘆く日も
そんな時そばに居て 寄り添うあなたの影
二人で歌えば 懐かしく蘇る
故郷の夕焼けの 優しいあの温もり
ほんとに大事なものは 隠れて見えない
ささやか過ぎる日々の中に
かけがいない喜びがある
いつかは誰でも この星にさよならを
する時が来るけれど いのちは継がれてゆく
生まれてきたこと 育ててもらえたこと
出会ったこと 笑ったこと
そのすべてにありがとう
このいのちにありがとう
※この時計の時刻は、閲覧しているパソコンのものであり、必ずしも正確な時間とは限りません
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播摩谷 林 (木曜日, 24 5月 2018 17:24)
物凄く感動した歌です。うちのクラスの子が泣いたくらいです。みなさんも聞いてみて下さい。
管理人 (木曜日, 30 8月 2018 09:28)
コメントありがとうございます。子供から大人まで幅広く感動を与えられる歌詞はなかなかありませんよね。この楽曲は流行したわけではないけれど、いやむしろ流行しない方が感動を素直に受け止められて、いつまでも心に刻んでおけると思います。
きりん (金曜日, 18 1月 2019 11:54)
朝ドラ放映時に聞いて感動して覚えました。双子が実母と育ての親と別々に育てられ年頃になってから出会う話でした。「生まれてきたこと、育ててもらったこと」という歌詞に両方の親に対する配慮があり、日頃から育ての親に感謝したいと思っていた私にもグッとくる嬉しい歌詞でした。曲にも詞にも深い愛情が感じられます。
ひろみママ (金曜日, 12 7月 2019 11:51)
うちの子が合唱部でラストコンサ－トノ時に歌いました
歌詞もうちの子達の歌声もとても素敵です。何階聞いても感動する歌です。歌詞を文字で見ただけでもないちゃいます。今もコメントを書きながら涙しています。
心に深く刺さる曲、ちょっとした悩みがちっぽけに感じられます。
みなさん！！頭に血が上ったらこま曲を聴いてください。きっと世の中はもっとすばらしくなると思います。人と人が温かく穏やかにすごせると思います。振り上げた手を下ろせると思います。
管理人 (木曜日, 25 7月 2019 20:25)
こうして何人もの皆様が私と同じように感動され涙しておられることを拝聴するたびにこの曲の存在が再び心の中に蘇り、再生しながら感動を味わっています。皆様が仰っておられる歌詞の部分に私もまた同じように涙しそうなほどの心が揺さぶられます。人生で巡り会った大切な詩です。
しまねのべーやん (木曜日, 27 2月 2020 22:43)
素直になれるいい曲ですね。
るさんちマン？？ (月曜日, 02 3月 2020 22:13)
ある人を殺してやりたい程憎んだ時に竹内まりやさんの歌うこの曲を聴き、号泣し、心の中の拳を振り下ろしました。憎しみは再燃するかも知れませんが。自分の怒りで①人を殺して刑務所行く②心の病で入院する③自殺する。以外はないと絶望していました。この曲を作詞して下さった竹内マリアさんと表に出ない協力者の方々、美しいメロディーの作曲者(これから調べます。)、同協力者の方々に心から感謝します。
るさんちマン?? (月曜日, 02 3月 2020 22:28)
今さっき「②心の病で入院する。」と書いたのは、後戻り出来ない程心が傷つき、一生悩むと言うことです。入院そのものはその一部にすぎません。経験者の方々、失礼しました。
るさんちマン？？ (火曜日, 03 3月 2020 01:20)
さっきの「心の中の拳を振り下ろしました。」も書き方が間違っていて、「赦す気になった。」と言う意味です。お酒を飲んで書いたので正しく書けませんでした。すいません。
るさんちマン?? (土曜日, 07 3月 2020 11:24)
世の中は綺麗事や性善説だけで片付けられないけれども、概して、人の背後には親から産んでもらって、100点満点ではないけど、それなりに愛されて育てられた過去があります。瞬間的にカッとしてその人を殺めてしまうのはそれらを否定する事になります。私は大した人間ではなく、只の罪人(犯罪者と言う意味ではありません。)ですが、この歌を聴き、昔かじった聖書的世界観に照らし合わせて考えた時、号泣しました。
管理人 (水曜日, 11 3月 2020 23:07)
みなさま、この美しく清らかな心の詩の前で、本当の自分と向き合い本当の涙を流されているその姿を打ち明けてくださり、私も感動しております。このブログが一人でも多く共感してくださる輪を広げてくれればいいなと思っています。
瞳の母 (日曜日, 06 11月 2022 10:06)
この曲は以前、韓国ドラマのバックに使われていた？その際の風景と曲がピタリとハマっていてとても感動しました。
最近になり曲名を知りたくて探していた所、長年続けているコーラスで来年の演奏会に歌う曲として配られました。
晴天の霹靂と言っても過言ではないくらい驚きました。
その２日後の１１月４日は二年前に40歳で亡くなった娘の命日でした。
YouTubeで検索し、聞いていると涙が出て止まりません。
日頃、自分の感情を素直に出すことが出来ない私が、この曲を聞く事によって悲しみや寂しさを身体の中から吐き出す事が自然に出来てました。
そしてそれが生きて行く勇気や希望にも繋がっていくように感じます。
この曲に感謝です。有難う❣️
管理人 (日曜日, 06 11月 2022 22:10)
心のこもったメッセージをいただきありがとうございます。まだお若いのに先立たれた娘さんのことを想うとき、この楽曲はきっと人の何倍も瞳の母さんの胸を打たれたことだろうかと、メッセージの言葉を幾度も読み返しました。改めて私は私なりに日々を大切に過ごしていきたいと思います。この星にさよならをするときまで。