今回はTOSHIEさんが芸妓さんになっていただきました。舞妓さんと芸妓さんは姉妹のような間柄ですから、二人並んで撮影するとぴったりという感じですね。
ネットで調べてみますと、面白いことがわかりました。お江戸の時代には舞妓はあくまで京都であって、江戸にはいなかったと思っていたのですが、実はそうではありませんでした。正確には京都の舞妓さんとは少し趣が異なるものの、概ね似たような出で立ちで、ただし舞妓さんとは呼ばず、「半玉さん」(はんぎょくさん)とか「お酌さん」と呼ばれていたようです。要するにあからさまに半人前と呼ばれていたのですね。
一方で芸妓さんですが、京都では芸妓さん(げいぎさんまたはげいこさん)と呼ばれますが、江戸では普通に芸者さんと呼びます。TOSHIEさんは前回は恵美さんと同じ舞妓さんを纏っていましたが、今回は落ち着いた芸妓さんで、それがまた本当の芸者さんのようです。
この日はあいにくの雨で撮影現場も限定せざるを得ませんでした。
[TOSHIEさんからメッセージをいただきました]
撮影機材: Canon EOS 5D; EF35mm F1.4L USM